各シーン説明

音楽

不思議なリズムを刻む音楽。音の数がだんだん増えていくのに気がつきましたか?この音楽は自然界のあらゆる場所に潜むフィボナッチ数列をもとに作曲されました。身近な世界にも美しい法則が潜んでいることを表現しています。

通常は楽曲の多くが4または3の倍数の譜割りを用いることが多いため、フィボナッチ数列を最初に眺めた時は、数列の中で5や13などの数字をどう扱うか考えました。 最終的には数列の中の13を1つの基準として、13音のメロディを作り、それを数列に沿って1,1,2,3,5,8,13音と鳴らし、その後は13+8, 21(13+8)+13のように13音のメロディーを組み合わせで数列に応じてフレーズを長くしていけることに気がつきました。楽曲が完成してみると、実はこの数列の増減というある種のルールを反映したことによって、作るべき楽曲の完成形のイメージがより明確になったと感じました。 そして自分自身、日常にある理学のことを知りロマンを感じました。 作品を見て頂いた皆様にもそれが伝わると嬉しいです!
“Music by DAICHI YOSHIDA”

KEYWORDS: フィボナッチ数列 

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数理学科, ビデオの謎